昨日(2/19)、建設港湾委員会が開催されました。
私からは「下水道の緊急点検」「水道管の地震・老朽化対策」「夢洲第2期区域の開発」などについて質疑。
また、クジラ処分に関する外部監察専門委員の調査報告についても質問しました。
クジラ処分に関する主な論点
1. 市長発言と意思決定の関係
1/13、市長が「海に返したい」と発言し、副知事も海洋沈下を提案。その日のうちに大阪港湾局が決定しました。市は「最終決定は港湾局」と説明しますが、意思決定の適正性には検証が必要かと思われます。
2. 費用対効果の検討不足
報告書では「費用面の検討が不十分」と指摘。市は「緊急性が高く、十分な算出ができなかった」と説明しましたが、今後のコスト管理の改善が求められます。
3. 前市長の関与と再調査の必要性
市長の発言が影響した可能性があるものの、市は「外部監察専門委員の調査が完了しており、再調査は不要」との立場。前市長への聞き取りも行われず、市民への説明責任が問われます。
4. 処分費用と契約の適正性
市は「業者の見積もりを基に交渉した」と説明しますが、減額交渉の余地があったか精査が必要。「年度末に契約を急いだ」との指摘に対しては、市は「説明責任を果たせる範囲での合意」と述べましたが、透明性向上が求められます。
今後の対応
市は「適切に対応した」との立場ですが、費用の妥当性や意思決定の透明性には疑問が残ります。引き続き、契約の適正化と透明性向上に取り組んでいきます。
